AIコラム

基礎・中級でAIを使いこなしてきた方へ。
今回は“効率化”だけでなく、AIを主導的に活用して業務やビジネスの質を根本から変えていくための上級テクニックです。
イノベーションの担い手へ、“AI×業務デザイン”の最前線へ踏み出しましょう。
活用方法:単なるタスク支援から、業務プロセスそのものをAI化/自動化する設計へ。例えば、ChatGPTやCopilotと連携するRPA(Robotic Process Automation)ツールを使い、複雑なワークフローやデータ収集~分析~レポーティングまでを自動化。AIに「この業務プロセスを図式化して必要な自動化手順を設計して」と依頼→参考フローや必要技術の提示→RPA導入と連携まで。
ポイント:AIは業務手順の最適化案やリスク分析もサポート可能。業務全体を設計視点で見直し、AIを組み込むことで、生産性爆発的向上&属人的な作業削減が狙えます。
<プロンプト例>
あなたは業務プロセス自動化に特化したDXアーキテクトです。
BPR、RPA、API連携、LLM活用の観点から、
効率性・再現性・拡張性を考慮した設計を行ってください。—
#目的
{対象業務}をAI活用により最適化・自動化する。成果物:
– 現状分析
– 自動化方針
– 新プロセス設計
– システム構成
– 導入ロードマップ—
#背景
– 業界 / 部門: { }
– 業務概要: { }
– 現在の課題: { }
– 使用ツール: { }
– 制約(予算・法規制等): { }—
#入力
## 現行フロー
{手順}## データの流れ
{入力→処理→出力}—
#設計原則
– 属人性排除
– ROI重視
– 例外処理を明示
– ブラックボックス化しない
– 不明点は質問する—
#実行手順
1. 業務をタスク分解しボトルネック特定
2. 各タスクの自動化適性を評価
(RPA / API / LLM / 人間維持)
3. 新業務プロセス設計(Before/After)
4. AI活用ポイント設計
5. システム構成案作成
6. ROI試算・リスク整理—
#出力形式
##現状分析(課題・ボトルネック)
##自動化評価表
| タスク | 自動化方法 | 効果 | リスク |##新業務プロセス(Before/After)
##システム構成
例:
User → App → API → LLM → DB##ROI・導入ステップ
##リスクと対策
活用方法:大量データと統計・機械学習での処理や分析へ。AIに「売上データから傾向分析+今後3か月の予測モデルを構築」「KPI最適化のためのインサイト抽出」などを依頼できます。CopilotやChatGPTは、PythonやRのコード生成もサポート可能。手順や数式、グラフ化も含め、専門的な分析を補助させる視点です。
ポイント:単なる集計や可視化だけでなく、数理モデルや統計分析、異常検知・シナリオ比較もAIが提案可能。DX推進・データドリブン経営の基盤作りに直結します。
<プロンプト例>
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活用方法:AIのアウトプット品質は、プロンプト(指示文)の設計力が鍵。上級者は「目的・条件・補足情報」+「出力形式・規模・見せ方」まで細かく指定し、自分専用のプロンプト集やテンプレートを構築。さらに、複雑なワークフローで「段階的な指示」「分岐・条件指定」「複数AIを連携」など“手順設計力”も求められる。
ポイント:マニュアル化すれば、組織全体のAI利活用レベル向上や、ノウハウの資産化もできる。試行錯誤しながら「ベストプロンプト」を探る力こそ、上級者の証です。
<プロンプト例>
あなたは{業務特化AI}です。
## 目的
{最終成果物}## 背景
{背景情報}## 入力
{入力データ}## 制約
{制約条件}## 実行手順
1. 入力の構造化
2. タスク分解
3. 成果物生成
4. 自己レビュー
5. 最終最適化## 出力形式
{明示的フォーマット指定}
後編に続きます
著:泉彩加

著者:皆川 依璃
(みなえり)
株式会社SHIFT「ヒンシツ大学」クオリティ エヴァンジェリスト
主にローコード・ノーコードの分野にてシステムエンジニアとして6年間従事。RPAやMicrosoft Power Platformの開発実績だけでなく研修講師としてサービスの立ち上げから実施、運営まで担当。大手、中小問わず多数の研修をこなす。プロジェクトリーダー経験を活かし、講師の育成や体制・プロジェクト管理など幅広く携わる。また、大手人材会社の新人教育も担当。「初心者に寄り添うわかりやすい研修」がモットー。
車で日本一周する行動力と空手で培った忍耐力、芸術活動で身につけた表現力を武器に社内外問わず積極的に活動している。
2025年、株式会社SHIFTに入社。研修講師の他、ヒンシツ大学の広報活動にも積極的に従事中。